SUNDERLAND 1年目総括
2年連続17位と毎年降格争いを演じていたサンダーランド。しかし16-17シーズン、シアーズ監督が就任してからチームは著しく進化しプレミア前半戦を8位で終える飛躍を見せる。冬の移籍市場では積極的な動きをみせベイリーを始めイォルファ、ヘンリーと注目の若手を獲得しチーム力の底上げに成功。EFL杯は3回戦敗退するものの、03-04シーズンぶりとなるとなるFA杯ベスト4、クラブ史上初となるPremier Leagueでの4位、そしてこちらもクラブ初となるCLの出場権を獲得する快挙を成し遂げる。
開幕当時のスターティングメンバー
冬の移籍市場前までのリーグ戦の結果は8勝7分4敗(26得22失)
TOP6との対戦、3勝3分0敗
冬の移籍市場後のスターティングメンバー
冬の移籍市場後のリーグ戦の結果は8勝7分4敗(24得20失点)
TOP6との対戦、2勝3分1敗
戦績は全く同じで得失点差も同じ。TOP6との対戦は前半戦に分配があがるもほぼ互角。冬の移籍期間に加入しスタメンに定着したベイリーとイォルファ、チームに溶け込み始めたシーズン終盤、来シーズンがとても楽しみです!
個人成績・選手総括
チーム内得点ランキング
1.デフォー 11G (リーグ9、カップ2)
2.ボリーニ 10G (リーグ8、カップ2)
3.アニチェべ 9G (リーグ6、カップ3)
4.ラーション 7G (リーグ7)
5.カズリ 6G (リーグ4、カップ2)
デフォーが1位、能力の衰えは見えるも決定力は健在11Gと活躍してくれました。ボリーニはPKキッカーのこともあり2位、途中出場が多いアニチェべ、ラーションもチャンスをしっかりものにしているのがわかります。カズリはもうちょい積極的にシュートを打っていけば2桁いくと思いました。
チーム内アシストランキング
1.デフォー 7A (リーグ6、カップ1)
2.カズリ 7A (リーグ5、カップ2)
3.アニチェべ 5A (リーグ4、カップ1)
4.ベイリー 5A (リーグ3、カップ2)
5.ヤヌザイ 5A (リーグ5)
こちらもデフォーそしてカズリがトップと2人の存在が今シーズンのサンダーランドに大きく貢献してくれました。
アニチェべも得点と同様しっかりと結果をのこしています。両サイドアタッカーベイリーとヤヌザイもランクイン。意外と活躍していたのですね!
得点やアシストでの結果だけでなく中盤で攻守のバランスを保っていたロドウェルとキャタモーは安定していました。特にロドウェル。もともと将来を期待されていた選手でしたがシティ移籍が失敗に終わりサンダーランドに加入し3年目。今シーズンは本当に中盤で欠かせない選手になりましたし、久々の代表選出と彼にとって飛躍の年になったと思います!26歳とまだ若いですし来シーズンも今年以上の活躍を期待しています!
守備陣に関してはCBのキルヒホフが安定な守備を見せており、ファンアンホールトとイォルファの積極的な攻撃参加も素晴らしかったです。
ジロポジに関してはすこし軽率なプレーが目立っていましたがここぞとゆう時の踏ん張りが良かったです。
今シーズンの最優秀GK賞を受賞したピックフォード。クリーンシート数がデ・ヘアを上回り11と大活躍。好調なサンダーランドの守備陣を牽引してくれました。いろいろなチームからオファーが来ると思いますが是非残ってほしいですね。
2016-17 Season Summary
第1節 : vs Manchester City (A) 1-1 D
第2節 : vs Middlesbrough (H) 0-2 L
第3節 : vs Southampton (A) 2-2 D
第4節 : vs Everton (H) 2-4 L
第5節 : vs Crystal Palace (H) 0-2 W
第6節 : vs Spurs (A) 1-2 W
第7節 : vs West Brom (H) 0-0 D
第8節 : vs Stoke City (A) 0-2 W
第9節 : vs West Ham (A) 1-0 L
第10節 : vs Arsenal (H) 0-0 D
第11節 : vs Bournemouth (A) 3-3 D
第12節 : vs Hull City (H) 3-1 W
第13節 : vs Liverpool (A) 1-2 W
第14節 : vs Leicester City (H) 1-4 L
第15節 : vs Swansea City (A) 0-0 D
第16節 : vs Chelsea (H) 2-2 D
第17節 : vs Watford (H) 2-0 W
第18節 : vs Manchester Utd (A) 0-1 W
第19節 : vs Burnley (A) 0-1 W
第20節 : vs Liverpool (H) 0-2 L
第21節 : vs Stoke City (H) 2-0 W
第22節 : vs West Brom (A) 1-3 W
第23節 : vs Crystal Palace (A) 1-3 W
第24節 : vs Southampton (H) 2-2 D
第25節 : vs Spurs (H) 0-0 D
第26節 : vs Manchester City (H) 1-1 D
第27節 : vs Everton (A) 1-2 W
第28節 : vs Burnley (H) 1-2 L
第29節 : vs Middlerbough (A) 0-0 D
第30節 : vs Watford (A) 1-5 L
第31節 : vs Leicester City (A) 1-1 D
第32節 : vs Manchester Utd (H) 1-1 D
第33節 : vs West Ham (H) 2-0 W
第34節 : vs Bourunemouth (H) 1-2 L
第35節 : vs Arsenal (A) 0-1 W
第36節 : vs Hull City (H) 1-1 D
第37節 : vs Swansea (H) 1-0 W
第38節 : vs Chelsea (A) 0-1 W
SUNDERLAND : 4位 (16勝14分8敗50得42失)
総得点は50とリーグ5位の成績、平均1試合に1.3得点と攻撃的なチームを目標にしているのでもう少し欲しいところです。
対して失点数もリーグ5位の42、上位の4チームにはワールドクラスのGKとDFのいるチームなこともあり上出来なのではないかと思います。
14節、30節のように守備が崩壊し大量失点する試合も少なく守備面は満足しています。
TOP6に対して5勝6分1敗とビックマッチに対して強さを発揮しているので来年のCLが非常に楽しみです
順位表
優勝はユナイテッド、モウリーニョが就任1年目で優勝に導きました。(ちなみに20位はウェストブロムです)
個人タイトル
得点王 : ケイン 15G (スパーズ)
アシスト王 : パイェ 10A (ハマーズ)
無失点王 : ピックフォード 11CS (サンダーランド)
年間最優秀選手賞 : ウェルベック
年間最優秀GK賞 : ピックフォード
年間最優秀監督賞 : モウリーニョ
3回線 : vs Liverpool (H) 1-0 W
4回戦 : vs Southampton (A) 0-1 W
5回戦 : vs Spurs (H) 1-1 D
5回戦再試合 : vs Spurs (A) 1-2 W
準々決勝 : vs Leicester City (H) 2-1 W
準決勝 : vs Bourunemouth (N) 0-0 [4-5] L
SUNDERLAND : ベスト4 (4勝1分1敗7得3失)
全試合接戦で戦い続けてかろうじて勝利でき運良くベスト4に入れて感じですかね…笑
結局ボーンマスにPKでやぶれ敗退、来年度はFA杯のタイトルを取りにいきたいです!
トーナメント表
2回戦 : vs Luton Town (H) 4-1 W
3回戦 : vs Hull City (H) 1-2 L
SUNDERLAND : 3回戦敗退(1勝1敗5得3失)
初戦は3部のルートンタウンに快勝するも3回戦のハルに終了間際に勝ち越され敗退。
来シーズンは欧州大会も加わりさらに過密になるので優先度は低くなりますね…
リーグ戦13位と低迷したシティ、しかししっかりタイトルを取るさすがペップです!
次回は来シーズンの開幕に向け、チームの補強ポイントや移籍の噂などを取り上げていきます。
では!